好きにまみれた

 先日、車中泊をして静岡県内を巡るというYouTubeを見ていたら、いつか行きたいと思っていた「奥大井湖上駅」が出てきました。その素晴らしい景色にいたく感動した親父は、昨日11/9早速愛車RAV4Zを駆って行ってきましたよ。いそいそと・・・・・

 高速代を少しでも浮かそうと夜中の3時に出発。環八が順調で30分ほどで用賀到着、東名へ。

 4:45駿河湾沼津SAで10分ほどトイレ休憩ののち静岡ICを降りて

 6:10頃、山道の途中の「杉尾はなのき展望休憩所」でトイレ休憩

 年のせいかトイレが近いなぁ

杉尾はなのき展望休憩所

 展望休憩所というのであたりを見渡すと

展望風景

 こんな感じ。

 6:30頃、大井川鐵道井川線千頭駅に到着。駅隣の道の駅「音戯(おとぎ)の郷」は、まだ時間が早すぎてやっていませんでしたので自販機で温かいほうじ茶を購入。とても寒いんですよぉ。

音戯(おとぎ)の郷

 で駅方向は、

千頭駅

 この千頭駅には「機関車トーマス」たちがいるのをしっかり失念。先を急ぐあまりの大失敗でありました。

 7:00丁度、待望の「奥大井湖上駅駐車場」に到着。

奥大井湖上駅駐車場

 ここから、右手に登ると展望台、左手を下ると湖上駅方向。そりゃ親父の性格なら下りから先に行きますよ。楽ちんだもの。

 で、見えてきたのが

レインボーブリッジ

 遙か先が、湖上駅です。線路脇に歩道がついていて、これを渡るというわけです。その名もレインボーブリッジ。かっこいいですね。

歩道

  橋を渡っていると、右手には

対岸

何やら廃線らしき線路と、上の方には展望台らしき場所が見えます。駅に行ったら今度はあんなに上まで上がるんかい・・・

 この廃線は、大井川上流の井川ダム下流長島ダム建設に伴い、井川線の一部が水没することになったため現在の線路が新設されたため残ったらしい。現在も、廃線が残っており、散策コースもあるという。また来る理由が出来ましたよ。

 というわけで、湖上駅到着。

奥大井湖上駅1

 ホーム中程には、良く観光地で見られる誓いの鍵のスポットが・・・

奥大井湖上駅2

 しかも湖上駅を恋錠駅なんて・・・

 一杯南京錠がかかっていましたよ。幸せにまみれてかけてしまった南京錠が、年を経て手かせ足かせにならないように祈るばかりです。(失礼しました)

奥大井湖上駅3

 駅裏にはカフェがありますが、平日は営業していないようです。

 滞在中列車が通らないかと期待したんですが、一番早いのが10:29。早すぎましたねぇ。

奥大井湖上駅4

 結構ホームは長いです。

 さて、そろそろ展望台に行きますか。

階段

 こんな階段を上がって、いっぱい歩くと突然目の前が開けます。

奥大井湖上駅展望台

 本当に絶景です。言葉も出ません。いつか来ようと思っていたのですが、アラ古希親父にとって、駐車場からの道のりを考えると今でなきゃ無理だったと思います。まさに思い立ったが吉日でした。

 さて今度は、ここからほど近いところにある寸又峡の夢の吊り橋です。レッツゴー!

 9:00頃寸又峡温泉入口に到着。

寸又峡温泉入口バス停

 ここの大駐車場に車を停めて吊り橋まで歩いて30分ほどだそうです。

寸又峡ハイキングマップ

 もらったマップによれば、夢の吊り橋は一方通行で、急階段を下り、吊り橋を渡った後、対岸の急階段を上り、上流の飛龍橋を渡って戻るみたい。Youtube出見たときは、えらく怖い橋だったようだけどちゃんと渡れるのかしらん。

 とにかく出発。

 綺麗に色づいています。

 道はどんどん山奥へ。

 朝方はちと曇りがちだったけどこの青空。晴れ男の面目躍如ですな。
 なおも進むとトンネルが。天子トンネルと言うそうです。

天子トンネル

 トンネルを抜けてしばらく進むと

夢の吊り橋

見えてきました。

 急な階段を下り、坂道を下っていくと

夢の吊り橋1

 ありましたよ。夢の吊り橋が。

夢の吊り橋2

 ちょっと進むと・・・スマホおっこどしたら湖にドボンで救出不能だし、これ以上は撮影無理。ってわけでそそくさと渡ってしまします。前の人たちもそそくさと渡っていくので揺れるのなんの。

 やっと対岸到着。

夢の吊り橋3

 しかし、この湖の色はなんと神秘的な。上流にバスクリン工場があるに違いないと言ってた人かいたけど納得してしまいそうであります。

 さて、先に行こうとすると

階段1

階段2

 出ましたよ。

階段3

 304段なんて軽い軽いと思ってたけど、20段も上ると足が上がらない。身体は正直です。

紅葉

 紅葉で苦しさを紛らわせながらゆっくりゆっくり。

飛龍橋1

飛龍橋2

 10:00飛龍橋に到着。「ひりゅうきょう」と呼ぶようです。

夢の吊り橋4

 上流から吊り橋を見ながら下っていきます。

 途中の茶店で「抹茶ソフト」を購入。夢中で食べてしまったため撮影するのを失念。

 そうそう、この吊り橋が架かっている湖は、大間ダムに堰き止められた「チンダル湖」と言うそうです。

 大井川の水がこのようなコバルトブルー色なのは、非常に綺麗な水にプランクトンや浮遊物が極微量含まれるせいで、これをチンダル現象と言うそうです。

 大間ダムのダムカード観光協会でくれるのですが、言ってきた証拠にダムの写真かチンダル湖の写真を求められます。大間ダムは、吊り橋入口の側道から見えます。

大間ダム

 11時頃寸又峡温泉入口の駐車場に到着し、大間ダムのダムカードを入手。

大間ダムカード

 約15000歩きました。

 帰りは、来た道をそのまま戻ります。

 長島ダムを通ったので、管理事務所でダムカードを入手。

長島ダムカード

 途中昼食休憩をとり、用賀には14:30頃着いたのですが、環八が事故で大渋滞。結局16:30帰宅。476㎞の強行軍でした。