昨日朝4時半に東京を出て九十九里にやってきました。
今日明日は、梅雨の合間の晴空になるという天気予報なので、相方の到着を待ち、久しぶりにドライブに行く予定です。
目的地は二子棚田。
ここです。
千葉には、もっと有名な大山千枚田というのがあるんですが、九十九里からだと結構遠い。それに、これまで2度ほど訪問し、2度目めは相方が自分の車の後輪を田んぼに落っこどして、保険会社のレッカー救援を要請するという大事件が発生したので、今回はちょっと近場のここに決定したのであります。
概ね9時頃出発。金曜日ですが、道はすいていてストレスなく走れます。
相方が、整備された波乗り道路を走ってみたいと言うので一宮まで走行。約15キロを走りましたが、道が新しいため、路面が非常にきれいで、楽に走行できました。420円は、ちと高杉だと思いましたが。
目的地までは、74.8キロ。総時間は、1時間47分。
国道128号を安房小湊、鴨川を抜け、曽呂十字路を右折。曽呂川に沿って1.5キロほど走りさらに右折。かなり細い山道を走ります。軽だと勾配が結構きついためなかなか大変。
さらに800mほど走ると分岐があり、そこを左折。すると前方に何か生き物が
えっ何あれ? 鹿? それにしちゃ、ちと小さいぞ。カメラを向けると嫌がって藪の中へ。
あーーーもう一枚 相方が撮っていました。
そうだ!きょんだ!八丈島のきょんじゃなく房総半島のきょん。今その数が増えて問題視されているらしい。
調べてみると行川アイランドから逃げ出したものが野生化したらしい。鹿が小型になったみたいで、なかなか可愛いと感じたけど農産物の被害が増えて駆除対象になっているのだとか。
で、この幅員1.7mほどの道を上っていくと、左側が高さ10mほどの絶壁、右側は金線の柵になっている。ちょっとでもバランスを崩したら、まっ逆さま。
このストリートビューを左に回転させて見てもらうとなんとなくわかるかと思いますが、ほんっっっとに怖かった。上から撮ると
こんな感じ。あのカーブの先は10m以上下に田んぼがあります。
で右側の金柵は、
おいおい 電気柵ってもっと下で教えてくれよな。こっちにも行けないじゃん。
本当にドキドキしながらやっととうちゃこ。
この柵は、さっきのきょん避けでもあるんだろうな。
で棚田を見渡せば
海も見えます。
結構眺めは素晴らしいんですけど、やっぱしあの道はもう二度と来たくありません。
帰りが結構怖いです。ぽつんと一軒家のスタッフの怖さを実感しましたよ。
で、仕方なく下山。
帰宅途中鯛ノ浦にちと寄ってみました。
あの海の真ん中付近が、鯛が近寄ってくる餌付けポイントです。
昭和天皇もいらっしゃったようですので行ってみましょう。
密漁監視中の旗が笑えます。
なんかのオブジェかと思ったのですが、昭和天皇の行幸啓碑です。美智子皇后がお詠みになった鯛の和歌が記されています。
本当は、ここには日蓮聖人のご誕生の地である誕生寺があるのですが、またの機会にということで、今回は帰ることにしました。